12星座の性格・続き

牡羊座・続き

優柔不断さは全くなく、スピーディーに決断を下しますが、活動的な外見のわりには、慎重なところがあり、危ない橋を向う見ずに渡るようなことはしません。現実的な考えのもとに、リスクとメリットをしっかり計算して、物事を決める、堅実な面もそなえています。

牡羊座は「動」の性質で、活発に体を動かしていたい人です。長時間のデスクワークよりは、外を飛び回る営業のほうが性に合っています。自分がめざす仕事が、机に向かうことが多い仕事だった場合、趣味にスポーツやアウトドアの遊びを選んだりするでしょう。スピードを心地よく感じる性質で、車やバイクに興じることも多いようです。

目的をとげるために必要なら、大金を投じる大胆さがあり、仮に失敗しても、お金を失ったことをいつまでも悔やむことはありません。過去にとらわれず、先へ先へと心が向かうためでもあり、また金銭というものにさほど強い執着を持たないせいでもあります。

現実的な慎重さもそなえているので、将来を考えての貯蓄はしますが、懐具合が良くなると、高価なブランド品などを衝動買いする傾向もあります。

仕事でも、趣味やボランティアなどその他の活動でも、興味を抱くと、目の前のものにカッと燃える性質で、全力で取り組みます。将来を考えて長期の計画を立てることはあまりせず、今興味を抱いていることに自分を燃焼させる性質です。

考えや感情をストレートに表しますが、あまりに率直なため、相手がびっくりしたり傷ついたりすることがあるかもしれません。周囲に合わせたり、人の気持ちを読むといったことをあまりしないため、協調性を欠くこともあります。     12星座の性格トップ
               

牡牛座・続き

ただ、我慢も度重なると、限界を超え、爆発します。たまりにたまったマグマが大噴火を起こすように、それまで抑えこんでいた不満が爆発したときは、周囲の人が仰天するほどの激しい怒りかたをしがちです。牡牛座は口が重いほうなので、怒りの理由が十分に相手に伝わらず、相手にしてみれば、今まで穏やかだった人が急に怒り出したので、わけもわからず途方に暮れる、といった状態になるかもしれません。

牡牛座は正義感が強く、不正や裏切り、身勝手で無責任な行為などに、強い怒りを覚えることが少なくありません。ふだんは怒りを感じても表に出さず、穏やかに振舞いますが、どうしても不正を正さなければならないと、強く心に誓ったときは、闘争心に燃え、行動を起こすでしょう。

安定を求める性質なので、人生の急激な変化は望まず、現状を変えたいと思っても、段階を追って、緩やかに変化させようと考えます。穏やかで、精神的にも経済的にもゆとりのある暮らしが続くことを望み、刺激とスリルに満ちた冒険に身を投じることはありません。

安定を得るのに、お金は不可欠なので、金銭にはかなり執着します。無駄なお金は使わず、貯蓄や安全性の高い投資をして、将来にそなえます。見栄っ張りでも贅沢好きでもないので、質素な暮らしは苦になりません。

逆境に強く、粘り強い性質で、どれほど時間がかかっても諦めず、困難を乗り越えようとします。レンガを積むようにコツコツと努力を重ね、成果を手にするでしょう。精神的にも体質的にも、芯が強く、ぽっきりと折れてしまうことはありません。

地味な暮らしにも耐えうる性質ですが、美的感性をそなえており、お洒落や美食にはけっこう興味があるようです。お金持ちならふんだんに、そうでないなら自分の財政状態に見合う範囲で、食事やファッション、家具などにお金を使うでしょう。    12星座の性格トップ

双子座・続き

神経が細かいぶん、危険に対して敏感で、すばやく対策を考えます。行動力がありますが、大胆さはなく、保険をかけるなどして、身の安全をはかるのです。

起きてしまったことをいつまでも悔やむようなことはなく、気持ちの切り替えが早いでしょう。前へ進めば、必ずいいことがあるといった楽天性も持っており、どうなるかわからない未来を深刻に考えたりはしません。人生を楽しまなければ損だという思いが強く、趣味や旅行、買い物や友人との社交などにお金と時間を費やします。

株や投資など、お金を儲けることに夢中になることはありますが、金銭そのものに対する執着はどちらかというと薄く、パッパッと使ってしまうことも多いようです。

絶えず動いていたい性質で、一ヶ所にじっくり腰を落ち着けることは苦手です。落ち着きがないと見られることもありますが、マメに動くことで、仕事や物事がスピーディーに進み、交際範囲が広がります。

アイディアを生み出す能力に恵まれていますが、根気や忍耐力には欠けるでしょう。長時間、同じ作業を繰り返す仕事などには向きませんし、挑戦してもうまくいかないと、さっさと見切りをつけてしまうようです。

考え方が合理的で、情やしがらみに引きずられることは少なく、理性的に割り切って、良い解決の道を探ろうとします。個人の自由を尊重し、相手を縛ったり縛られたりする、自由のないべったりした関係は、好まないでしょう。     12星座の性格トップ

蟹座・続き

蟹座は考え方が現実的で、実現可能な、自分の力量に見合った目標を持ち、それに向かって知識や経験を積んだり、お金を貯めたりします。自分の器以上の、途方もない夢を抱くことはあまりありません。堅実にキャリアを積み、めざしていたものを手に入れます。人間関係や仕事の面で、けっして器用とは言えませんが、吸収する力があり、先輩を見習いながら、自分の能力をどんどん伸ばしたり、人に揉まれているうちに、社交術や社会を生きる知恵を身につけます。

置かれた環境に自分を合わせていく性質で、経験したことのない環境に放り込まれても、その中で自分の居場所をみつけ、人間関係を広げて、たくましく生きていきます。たとえば、都会育ちの裕福な娘が、農家の主婦になるといった、劇的な変貌をとげることもあります。

自分の考えや価値観に強いこだわりを持たず、自分を取り巻く人々の考えを取り入れながら、成長していく性質です。

理屈っぽさはあまりなく、情にもろいところがあり、人情味あふれるつきあいを求めます。『フーテンの寅さん』のような、下町の飾らない温もりとつながりは、蟹座の心に最も合っているでしょう。

身内意識が強い反面として、正体が知れないよそ者に、冷たい目を向けるところがあります。相手がどんな人間かわからないうちは、警戒心を解けないのです。よそ者に冷たいのは、自分と自分の身内や仲間を守ろうとする気持ちが強いためで、平和な暮らしをかき乱されたくないという思いが募ってしまいます。相手が信頼できる人間だとわかれば、心を開きますが、不信や違和感を拭いされないときは、いつまでもその人に対して冷淡な態度を取り続けるかもしれません。

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獅子座・続き

後ろを振り返らない性質で、失敗しても立ち直りが早く、たくましく前進します。パワフル、豪快といった言葉がぴったりする性質で、逆境に負けない図太さがあり、困難を乗り越えることを楽しもうとしたり、どんなことでも、その良い面をとらえて自分の活力にするといったポジティブな考えを持っています。

安全な囲いの中で平和に暮らすより、広い世界に飛び出して、わくわくするような刺激と変化を味わいたいという思いが強いでしょう。ロマンチストで、何か心に響くものがあると、壮大な夢を描き、夢に向かってまっしぐらに進みます。世界を股にかけた冒険家になるとか、海外に進出して事業を展開するといった、スケールの大きな夢を抱きがちです。

人なつこく、仲間をたくさん作り、自然にリーダー的な存在になって、物事を仕切っていきます。いわゆる親分肌、姉御肌で、身銭を切って人の面倒を見る暖かさがありますが、自分の考えが通らないと膨れっ面をするような、子供っぽい身勝手さがあります。我を張り、口より先に手が出るような短気なところがあるので、血気盛んな若年気は、ケンカが多かったりもするでしょう。

困難にぶつかると頭に血が上りやすく、冷静さを欠いた行動をとりがちです。感情の量が多く、起伏の激しい心を持ち、理性とバランスを取り戻せなくなる面があります。批判されるとむきになって怒り、適切な助言をされていても耳に入れず、自分が成長するチャンスを自分で潰してしまうということが少なくないようです。

賑やかな雰囲気が好きで、寂しさにめっぽう弱く、孤独な状態が長く続くと、精神がまいってしまうこともあります。    12星座の性格トップ

乙女座・続き

先がどうなるかわからない、不安定な状態を極力避けようとするので、生き方は慎重、堅実になります。リスクを避けるために保険をかけたり、組織に守られた安全な道を歩んだり、自分だけ突出することのないよう、周囲との協調に重きを置いたりするでしょう。

事務能力、調査能力、計数能力に秀で、組織の中で有能な働き手になる可能性があります。綿密さと粘り強さが、研究などの分野に活かされることも多いでしょう。

汚れたもの、ふしだらなもの、いい加減さなどに強い嫌悪感を抱く、潔癖な面があります。まめに掃除をするなど、清潔な環境を好んだり、精神性の勝った、清らかな恋愛に憧れたりするでしょう。汚れのない、清潔なものを求める気持ちから、少年少女が抱くような夢やロマンを、捨てきれずに持っていたり、どろどろした人間社会から逃れて、大自然に安らぎを求めたりします

困難にぶつかり、苦しい状況に置かれると、不安感に負けてしまい、ひどく悲観的になりがちです。楽天性はあまりなく、悪いほうへ考えがエスカレートします。論理的にものを考える性質ですが、マイナス要因を数え上げて、ネガティブな理屈を組み上げ、自分で自分を追い詰めてしまいます。気持ちを切り替え、ものの見方を変えてみる、発想の転換に努めるといったことが大切でしょう。

完全主義で、少しのミスも許さないといった厳しい面があるでしょう。理想通りのものをめざして、人一倍努力を続けます。細部に目が行きやすく、きれいな仕上がりにこだわったりしますが、細かいことを気にするあまり、大きな流れ、大局といったものを見失うこともあるようです。

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天秤座・続き

何かに縛られ、強いられることを嫌う性質から、嫌なこと、やりたくないことを我慢してやるという忍耐心を持ちません。それをやっていて心が楽しく、先に夢を感じられることには没頭しますが、つまらない、苦痛だと感じれば、そこから逃げ出したくなってしまいます。物欲や金銭欲は基本的にあまり持たないので、お金が儲かるからつらさに耐え、努力するという発想はしないと言っていいでしょう。

むろん、生活をするためには面白くない仕事も続けなければなりませんが、そういうときは趣味や遊びで思いきり自分を発散させるでしょう。贅沢な傾向があり、好きなことにはお金をケチケチしないで、質の良い、高級なものを求めます。

贅沢になりやすいことには、天秤座の持つ美意識と美的感性が強く働いています。おざなりの安物には、本当の美しさはないと思ってしまう。たしかに真の美を求めれば、良質で高価な物にたどりつくでしょう。美意識と審美眼には、ほかの星座にはない鋭さがあります。

鋭い美的感性を持つために、美術、デザインなどの分野で、才能を発揮することが多いでしょう。

人に対して微妙に距離を置くといっても、非社交的なわけではなく、むしろ誰とでもそつなくつきあい、場の空気を読むのもうまいでしょう。相手の気持ちを損なわないように気を使い、自分の主張をむき出しにするようなこともあまりありません。社交的で人づきあいが好きな人という印象を与えがちですが、天秤座の性質が強い人には、実はパーティーよりも気の合う少数の友達といるほうを好む人が少なくありません。一人でいるのも平気なほうで、誰にも邪魔されずに、ワインでも飲みながら、ひとりの時間を満喫したりします。     12星座の性格トップ

蠍座・続き

自分が興味を持っているものしか目に入らないといったところがあり、それ以外のものは、極端に言えば、目で見、耳で聞いていても、頭に入ってこないかもしれません。考え事をしていると、相槌を打っていても、相手の言うことをまるで聞いていなかったりするでしょう。今、しなければならないこと、考えなければならないことに精神が向かう、その集中力が非常に強いのです。

強い集中力は、物事を成し遂げるときの大きな助けになります。散漫な神経ではなし得ない、高度な技術や緻密な注意力を要すること、たとえば外科手術や精密さを要求される製作などに、能力がいかんなく発揮されるでしょう。

蠍座は、ひとつのものを探求し、深めることに適した性質で、広く情報を集め、さまざまなものを見、視野を広げるといったことにはあまり向いていません。ひとつひとつのことにじっくりこだわる面があり、そのため短期間でささっと仕事をマスターするといった器用さにも欠けます。同時にいくつものことをこなさなければならない状況にも、あまり適性はありません。

しかしひとつのものを深めた結果、たぐいまれな成果を上げる可能性があります。不器用は器用に勝るのです。

ひとつのものを深める性質は、愛情にも現れ、恋人や家族に濃い愛情を注ぎます。相手はしっかりと愛されている安心感を味わえますが、強い愛情が相手に束縛感を与える場合もあるでしょう。濃い愛情の裏返しには、強い嫉妬心があります。愛を裏切られたときの恨みや復讐心も強くなるでしょう。

相手に対して気を使ったり、場の雰囲気を察したりするのは、どちらかというと苦手なようです。強い自己主張をするタイプではなく、ひかえめな場合も多いのですが、相手の気持ちに引っかかるようなことを言ってしまう場合もあります。反対に、特に愛情関係で、自分の気持ちをはっきり伝えないため、相手が不安や疑いを抱いたりする場合があります。    12星座の性格トップ

射手座・続き

孤独癖があるわけではありませんが、一人で過ごすことにはあまり抵抗を持ちません。同行者に気を使うより、気ままな一人旅を好んだり、やりたいことがあると、一人で何時間も、何日も過ごせたりします。自分の世界に浸りきるというところがあり、趣味でも仕事でも、没頭できる世界を持っていることが、最も幸せなのです。

かなりせっかちで、何もせずにボーっとしていることはあまりなく、頭も体も絶えずせわしなく動いているでしょう。手持ち無沙汰に開いた雑誌から、好奇心を刺激されたり、ふと立ち寄った店の人と仲良くなり、面白い交流が始まったりと、さまざまなものに興味を持ち、知識も人の輪も広げていきます。

儀礼的な社交は好みませんが、人に対して物怖じしない性質で、多くの友人、知り合いを作る可能性があります。

縦社会の序列といったものには基本的に無頓着で、高い地位に就くための出世欲や金銭欲は、持たないと言っていいでしょう。トップの座に君臨しようが、底辺の生活に甘んじようが、自分が自分であり続け、精神が満たされていることが大切なのです。目標を追い続けた結果、高い地位に上っても、その暮らしが自分にとって不満足なものであったら、せっかく得た地位をあっさり投げ出すことすらあるかもしれません。貧乏な生活をしていても、やりたいことがやれて、自分らしく生きられる日々なら、十分に幸せを感じられるという性質です。

人が自分をどう見ているかと気にすることもあまりありません。どう見られたっていいと開き直るのではなく、最初からそういう発想がないと言ってもいいでしょう。たとえば、年齢相応に着るものを考えるのではなく、歳をとっても自分が着たければ、若者のファッションを取り入れるという具合です。

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山羊座・続き

山羊座は先を見極め、リスクとメリットを十分に考えてから行動に移ります。石橋を叩く慎重さを見せることもあり、腰が重いと受け取られたりもしますが、一歩一歩目的に近づく、堅実な行動力を持っています。目の前に壁が立ちふさがっても、たやすく諦めたりはしません。逆境に置かれるとかえってエネルギーが湧き、心身を酷使してでも目標に到達しようとします。

山羊座には野心的な面がありますが、その野心の中身は、名誉欲や金銭物質への執着ではありません。登山にたとえるなら、頂上を征服したい、達成感を味わいたい、という欲望です。目ざしたことが成功すると、初めのうちは満足感に浸りますが、しだいに目標を失った虚しさが募ってしまうでしょう。金銭、物質、名誉といった世俗的な幸福で心が満たされることはなく、精神の充足を求めて、次の目標を探し始めます。

富や地位に初めから興味を持たず、貧しくても自分を貫く生き方を選び、人にどう思われようと我が道を行くという人生を送る人も少なくないでしょう。

山羊座は俗世間に十分馴染み、順応する現実感覚を持っていますが、世間に身を置きながら、人間の俗っぽさに心の底で冷ややかな目を向け、疎ましく思うといった面があります。俗を逃れて人に荒らされていない大自然の懐に抱かれたいという願望が、人一倍強かったりします。俗から離れたい思いが極端に強まると、山中に引きこもったり、出家して神の世界にやすらぎを求める場合もあります。孤独に強く、人づきあいの煩わしさを嫌い、一人でいることを望む場合も多いでしょう。

人をアテにせず、自分で考え、行動しますが、自分の判断や価値観に強いこだわりを持つあまり、人の意見を受け容れない傾向もあります。自分の考えをテコでも変えない、巌のような頑固さを見せ、気難しい、偏屈と思われることも少なくないでしょう。

心の底では真の友情を強く求めますが、それがなかなか実現しない世間に対して、皮肉な目を向け、人間不信に陥る場合もあります。それだけに損得抜きの純粋な友情を得られたときは、熱い思いでその人間関係を大切にするでしょう。     12星座の性格トップ

水瓶座・続き

自分の思考や感性に忠実に生きる水瓶座は、ユニークな考えを生み出すことも多く、まわりの人から「変わり者」「宇宙人」などと評されることがありますが、そう言われることは水瓶座にとって、むしろ嬉しいことかもしれません。変わっていないこと、人と同じようであることは、個性や独自性がないことであり、それは水瓶座にとって最も嫌なことだからです。

枠からはみ出しがちではありますが、水瓶座は村八分のように皆から遠ざけられることはあまりありません。そのあっけらかんとした明るさ、率直さ、人懐っこさが、人の気持ちを惹きつけます。細かいことにこだわる気難しさや、妬み恨みをふくらませる陰湿さがなく、抜けている部分があったり、かなりおおざっぱだったりする自然体なところが、人の目に微笑ましく映るでしょう。

過ぎたことにいつまでもとらわれず、後悔や自責の念、他人に対する非難などを、重苦しく抱き続けることがありません。自分のことも他人のこともあっさりと許し、気持ちは先へ先へと進んでいきます。

人間関係に深くこだわらない傾向があり、誰かと対立しても、問題を解決しようとやっきになったりせず、なんとかなるさといった感覚で、和解のチャンスを待つでしょう。相手が許してくれればそれで良し、ダメなら別れるのは仕方がないといった、淡々としたところがあります。

親子関係でも、恋愛、夫婦関係でも、愛情において相手に強く執着することがありません。特定の人に対する執着心は強くなくても、人に対して冷淡ではなく、むしろ部下や後輩、自分を頼ってくる人を、身銭を切ってでも面倒見ようとする、温かい面があります。権威を振りかざしたり、上下関係にとらわれたりせず、みんなが幸せになることを望む、一種の博愛精神の持ち主です。

人に対する執着心は薄くても、自分が大事にしている仕事や活動、自分の生き方には、非常に強いこだわりを持ちます。つまらないと感じる仕事は、途中で放り出してしまいますが、人生の目標や生きがいを見出せる仕事には、根気よくエネルギーを注ぎます。
金銭に対する執着は皆無と言ってよく、やりたい仕事には損得勘定抜きで取り組むでしょう。

家族を養うための貯蓄はするかもしれませんが、基本的に蓄財意識はなく、お金はあればあるだけ使ってしまう性質です。     12星座の性格トップ

魚座・続き

魚座は陶酔性が強く、美しいもの、心地よいものに、深くのめり込むところがあります。ときには歯止めがきかなくなり、たとえば欲しいものを手に入れるために、お金を湯水のように使ったり、お酒に溺れたり、危険な恋愛に走ったりすることもあります。感覚、感性のままに生き、石橋を叩く慎重さや、生活の安定を第一に考える現実感覚をあまり持たないので、場合によってはかなり危なっかしい生き方をするでしょう。

感性のままに生き、はた目には大胆とも見える行動をとったとしても、魚座はみずから望んで冒険に身を投じるような、肝の太い性質ではありません。むしろこわい思いをしたくない、傷つきたくないという気弱さを、内側に持っています。

自分より強い人間には、たいていの場合従い、良い関係を築いて、相手の懐に入る道を選びます。強い者の庇護のもとで、自分を伸ばし、活躍の場を得る性質です。

魚座には人の痛みを自分のこととして受け止める、とても優しい面があります。直感的に人の気持ちを察する勘の良さがあるために、他人の不幸を自分とは関係ないものと割り切ることができず、感情移入すると言ってもいいでしょう。自分にできる限りのことをして、相手を支えようとする、奉仕の精神の持ち主です。

相手のためを思う気持ちが強いので、恋をすると、恋人を細やかに受け止めます。自分を犠牲にして、相手に尽くすこともあります。

魚座は傷つくことの辛さ、苦しさ、切なさを、人一倍深く感じる性質です。自分が傷つくことはもちろん、人を傷つけることも極力避けようとします。利害がからむ対立などで、自ら率先して闘いを挑むことはめったにありませんし、ひどい目にあっても、報復を考えることはないと言っていいでしょう。     12星座の性格トップ