ひがし茶屋町
金沢に3つある茶屋町のひとつ。写真のような道が何本も通り、昔お茶屋さんだった建物が、さまざまなお店に改造されて、観光客を集めている。茶屋町に一歩足を踏み込むと、文字通りタイムスリップしたようだ。ショウウィンドウがないので、一見、お店とはわからず、古い建物が連なる路地には、しんと静まり返った空気が漂っている。
骨董品の店や現代作家の作品を集めた店が点在し、町を一巡するだけで、金沢のさまざまな工芸品を見ることができる。あれも見たい、これも見たいと、歩き回って足が棒になる。
休憩に入ったのは、森八という和菓子の老舗がやっている喫茶店。二坪ぐらいの涼しげな中庭を眺めながら、抹茶のアイスティーと、食べるのがもったいないような、綺麗な和菓子をいただく。練りきりの桃色が、目に優しい。