もうひとつの茶屋町

 ひがし茶屋町から川を渡ったところに、主計(かずえ)町茶屋町がある。ひがし茶屋町はお茶屋の建物をお店にして、観光地になっているが、主計町茶屋町は、現役のお茶屋さんが並び、夜になると三味線の音が漏れ聞こえたりするそうだ。私達が訪れたのは昼間なので、真昼の茶屋町は太陽の下、眠ったように静まり返っていた。

 こちらはひがし茶屋町に比べると小さな区画で、浅野川に沿って、お茶屋さんが並んでいる。旅館もある。こういう旅館に泊まったら、どんな気分がするのだろうと思いながら、足の向くまま、好奇心の赴くままに散策を続けた。

 

 

2019年05月17日