カミキリムシ

 バラの木の根本に、またおがくずがたまっていた。おがくずのように見える、カミキリムシの幼虫の糞だ。今度の場所はフェンスの近くで、フェンス側の幹の下の地面に、糞の小山がある。大きな鋭いトゲがあるし、フェンスに邪魔されて、虫の穴を見ることができない。手探りで穴を探したがわからず、殺虫剤のノズルをめくらめっぽうに突っ込んだ。深い穴は見つけられなかった。柔らかくなった木の皮の間から、薬があちこちへ噴射された。木の皮がべろっと剥けた。木の肌がぐずぐずになっていると、虫にやられていると、サイトに書いてある。殺虫剤ではだめで、針金を穴に突っ込んで、虫を突き刺すのがよいと書いてある。そんなこと、できない!!

 薬を撒いたのは昨日の午後で、今朝見たら、糞はなかった。これで撲滅できたのか……。

2020年10月19日